http://www.saitama-np.co.jp/news09/17/04l.html熊谷市内の知的障害者ボランティア団体
「ハートフルタウン熊谷の会」(神宮信夫代表)と
熊谷署(門井由之署長)は、熊谷防犯協会の協力で、
同会のメンバーが作成した防犯グッズを
市内全小学校の一年生にプレゼント。
贈呈式が同市台の市立男沼小学校で行われた。
同会は行田養護学校の卒業生十八人と同校教諭らが
一年半前に結成したボランティア団体。
熊谷市の妻沼聖天山にある仁王様の顔をモデルにした
「監視の目」のキーホルダーと布製バッグを製作。
それぞれ二千個を作り、管内の小学一年生(千八百五十人)に贈呈した。
贈呈式には同小の体育館に全校児童九十四人が集合。
同会のメンバーが「ミニ劇場」を披露し、
知らない人にはついていかないよう、
ユーモアたっぷりな演技を交えて子どもたちに呼び掛けた。
同会は三カ月がかりでグッズを製作。
キーホルダーの革の一枚一枚に心を込めて焼き印を押した。
代表の神宮さんは
「メンバーたちは、社会貢献を通じて自信と誇りを持ってきている」
と話していた。